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上敷材(エアキャスター用)

エアキャスター・ギャップマスターには滑らかな床面が必要です。
様々な用途、様々な走行面で小荷重(数100kg)~大荷重(2,000~5,000トン)の搬送・移動に立会った経験から、エアキャスターが有効に使えるようにするための最適な床面養生の方法と上敷き材の材料についてアドバイスします。
材料の手配も行います。

1)巻き取り可能な高密度ポリエチレン(HDPE)

この上敷き材を使用することにより、床面の障害、孔質性/小さな隙間/段差/クラックや接合部をカバーし、エアキャスターの円滑な走行が可能な状態になります。

使用例:コンクリートケーソンの移動

・370t(3m×3m×33m)のケーソンをバージに積み込むために、72mドックで移動した。
工事は成功裡に終了し、客先は上敷き材を鉄道橋 の移動にも使用することとなった。
・HDPCの使用により移動はスムースで1個の移動に1時間はかからない。

使用例:モバイルグリーンの移動

3.2トンのモバイルグリーン(可動式樹木)を移動する際、床面に大きな目地(タイルとタイルの間の隙間)があり、エアキャスターでの走行に問題があったので、上敷き材を使用しました。
上敷き材をエアキャスターの走行通路に敷き、数種類の上敷き材を切替しながら前後左右に移動しました。

長所

  • ・床面に簡単に展開でき、荒れた走行面でもエアキャスターが使えるようになる
  • ・金属シートの上敷き材より軽く、取り扱いやすい
  • ・野外で使用しても錆びる恐れがない
  • ・長い通路の場合、小さなサイズのシートを使うとシートを接続することが必要となるが、これは長尺のシートを巻き取ってあるため、一挙に展開できる

特徴

  • ・滑らかな黒色の高密度ポリエチレン
  • ・厚さ1.5mm(走行面と荷重の状況に応じて変更可能です)
  • ・巻き取り可能なポリエチレンシート
  • ・低温度での伸縮性あり
  • ・高い引っ張り強度を有す
  • ・穿孔や化学薬品に対する抵抗性あり

2)上敷き材として使えるその他の材料

・プラベニハード
・アルミ板
・SUS版

床面の養生方法についてご不明な点が有りましたら、弊社あてご相談ください。

3)ブリッジ(渡し板)

走行面に隙間がある場合は、エアーキャスターの空気が隙間から漏れるため、その隙間をなんらかの方法で埋めることが必要になります。

薄いステンレス板や硬質のポリエチレンカーボ板を使ってT字状のブリッジを製作し、隙間に渡すことで、エアキャスターが使用できます。

導入事例

エアキャスターによる『モバイルグリーン』(移動式大型プランター)の配置変更

3tの移動式プランターのエアキャスターによる手押し移動

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新築ビル地下室への機械搬入・据え付け工事

床面養生しながら手押し移動

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